COROSのエコシステムは全体的に安全性があり、個々に最適化されたトレーニングを通じてユーザーの目標達成のサポートのために構築されています。そこで、役立つのがPC/タブレットの横長レイアウトでデザインされているCOROS Training Hubです。COROSのデータ分析ツールであるTraining Hubは、COROSのデータシステムであるEvoLabを活用することでデータ確認から現在の状態分析、未来の計画を創造することまで広範囲に活用することができます。


COROSのコミュニティへようこそ!まずは、ロードでの25分間のランニングを行い、EvoLabの機能を反映させることから始めましょう。COROSのスポーツ科学におけるプラットフォームが正確な測定データを提供するためにまずは、ユーザーのデータ収集が必要です。その後、より多くのアクティビティを記録し、データが蓄積されるにつれて、EvoLabの分析精度が継続的に向上していきます。

これらの情報はCOROSアプリでも確認できますが、ここではTraining Hubの横長レイアウトでの機能概要を以下に紹介していきます。





COROS Training Hubの概要


COROS Training Hubは以下の4つのメインメニューで構成されています:

- ダッシュボード:各アスリートのフィットネスの推移やリカバリー、強度ゾーンなどの重要な指標がまとめられており、個々のプロフィール概要が表示されています。

- データ分析:日ごと、週ごとのトレーニングデータをグラフなどで詳細分析することができます。

- ワークアウトリスト:全てのアクティビティ記録を一覧表示し、それぞれのセッションにおけるデータ詳細が確認できます。

- スケジュール:消化済トレーニング、今後のトレーニング計画、およびトレーニング計画の予定がフィットネス構築/維持に影響する予測値の確認など、トレーニングスケジュールを数値やグラフで視認化するのに役立ちます。




COROS EvoLabとは?

COROSのEvoLabシステムは、個々に最適化されるスポーツ科学のツールであり、個々のトレーニングデータの高度な分析ができます。1度のラン記録でもデータが反映されますが、最大6週間分のデータを反映させることで、フィットネスの推移に関する指標の洞察が得らえます。

EvoLabのベースになるのは、ランニングレベルのスコア算出です。これはランニング時の心拍数とペースの相関関係を基にトレーニングゾーンが個々で設定され、同時にペースゾーンや心拍ゾーンの基準値が確立されます。


ランニングレベルについての詳細を確認する(英語)


各々のトレーニングゾーンが設定されると、次はトレーニング負荷の指標がカギとなります。各ワークアウトにはそれぞれのトレーニング負荷の数値が計算され、トレーニングで身体にかかったストレス(トレーニング刺激)を可視化することができます。EvoLabはこれらの値に基づいてベースフィットネス、トレーニング状態、リカバリタイマーのデータを算出します。


トレーニング負荷についての詳細を確認する(英語)




ワークアウトの詳細分析

「ワークアウトリスト」または「スケジュール」メニューで各メニューをクリックすると、ワークアウト詳細が秒単位のデータページとして別に表示されます。各アクティビティには記録されたデータが事細かく表示されており、トレーニングの分析に役立ちます。


1. アクティビティ概要:走行距離や時間、ペース、獲得標高、トレーニング負荷などの基本情報の一覧。

2. カスタムチャート:ペースや心拍数、標高などといった指標ごとのデータ確認ができ、複数の指標を重ねてレイヤー表示することができます。

3. チャートセクション:ジョグなどのラップの記録がないアクティビティデータでも、クリック&ドラッグ操作によってチャート上で特定区間を拡大表示できます。

4. ラップ&スプリット:ラップやスプリットの詳細確認や、1kmや5kmごとのラップ確認、指定区間のラップ確認など区間ごとのデータ指標の詳細分析に役立ちます。


ワークアウト分析についての詳細を確認する(英語)




トレーニング計画の作成

「スケジュール」メニューは、COROS Training Hubにおける重要な位置付けです。EvoLabは現在のフィットネスレベルに基づいて推定指標を生成し、各ワークアウトのトレーニング効果をあらかじめ予測します。


推定指標を確認するためには、スケジュールページのカレンダーに1週間や1ヶ月などまとまった期間においてのワークアウトメニューを作成または追加してください。1からメニュー内容を手動入力することもできますが、COROSが提供しているトレーニング計画やワークアウトメニューの雛形を活用してカレンダーにドラッグ操作で追加したり、自分だけのオリジナルメニューをあらあじめ登録することで、それをカレンダーにコピーしたり他のユーザーと共有することもできます。

入力済ワークアウトについての詳細を確認する

もし、自分に専属コーチがいなくても、Training Hubがセルフコーチングをサポートします。さらに、COROSユーザーは無料でCOROSコーチングチームのサポートが受けられ、トレーニングに関する疑問を解消することができます。




コーチング機能


複数人のアスリートを指導するコーチ向けに、COROS Training Hubはそれら全てのアスリートのデータを一元管理できます。コーチは各登録アスリートのEvoLab / データ指標へのフルアクセス権を持ち、ワークアウトメニュー作成やトレーニングプランを活用してカレンダーへの追加や削除、編集の操作ができます。また、コーチはアシスタントの追加やトレーニンググループの作成、ワークアウトメニューのチーム全体へ一括送信もできます。


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