今月のアップデートでは、ユーザーの最高のパフォーマンスを引き出すための機能が導入されました。

メディアコントロール

「音楽を聴きながら走っている」という人も多いのではないでしょうか。今回、COROSウォッチでスマートフォンでの音楽再生の一時停止・再生・スキップ操作ができるようになりました。

ツールボックス（バックボタンを長押し）から「メディアコントロール」を開けば、トレーニング中も日常でも、音楽やポッドキャストをウォッチでコントロールできます。

COROS NOMAD、PACE 4、APEX 4でのアクティビティ記録中は、画面を横にスワイプするかアクションボタンを押すだけで、必要な時にすぐコントロール画面にアクセスできます（他のモデルでは、アクティビティ記録中はツールボックスからご利用ください）。

動作リマインダー

時には、立ち上がってストレッチをするための小さなキッカケが必要かもしれません。COROSウォッチが一定時間の動作を検知しないと、ウォッチに通知が表示され、少し歩いてリフレッシュするようお知らせします。

改善されたラップ画面

ラップデータをより明確で実用的なものに改善しました。

• ほとんどのアクティビティモードで、誤操作で記録されたラップをバックボタン1回で取り消せるようになりました。
• ラップ画面に「アクティビティの合計時間」が表示されるようになりました。
• 1km/1マイルのオートラップ使用時に「ラップペース」が「ラップ心拍数」に置き換わり、より有益なリアルタイム分析が可能になりました。
• ラップタイムは引き続き表示され、重複表示を削除してより有用なデータを表示します。
• ペース画面の表示時間を数秒延長し、走行中にラップデータを確認できる時間が増えました。
• 周回コースでの手動ラップ時はダイアルのスクロール、オートラップ時はバックボタンを押すことで、ペース画面をすぐに閉じることができるようjになりました。
• トレイルランニング、登山、アウトドアクライミングモードで、ラップ画面に「獲得標高のラップ」を表示できるようになりました。

練習日誌の音声化（ボイストレーニングノート）

トレーニング時に感じたことやセッションの内容を音声で記録できます。昨日、あるいは数か月前の特定のトレーニング内容が、自分やコーチによって振り返れる形で常に保存されます。

ワークアウト内容を事前に入力している場合は、ワークアウト終了後に自動的にRPE（自覚的運動強度）の選択とボイストレーニングノートの録音が促されます。ワークアウト内容を事前に入力していない場合、ウォッチ上でアクティビティ記録を下にスクロールしてRPEの選択後にノートが録音できます。これらはCOROSアプリのアクティビティサマリーで自動的に文字起こしされ、トレーニング後に確認できる音声ファイルとしても保存されます。

このボイストレーニングノート機能は、COROS NOMAD・APEX 4・PACE 4において、ランニング・サイクリング・筋力トレーニング・水泳時のみ利用できます。

温度ウィジェット

ウォッチを手首から外すと周囲の環境温度が確認でき、身の回りの状況が常に把握することができます。

その他の改善点

• 筋力トレーニングモードの更新と最適化
• 過去のレップ（反復回数）の詳細がいつでも編集可能になりました。
• 各種目のレップごとに表示されていた「部位選択」のプロンプトを削除しました。
• 個人記録のアップデート
• サイクリング個人記録の追加項目：
• 最長走行距離
• 最大標高獲得
• 最高平均パワー（1分-5分-10分-20分-30分-60分）
• 20km
• 50km
• 50マイル
• 100km
• 100マイル
• ランニング個人記録の追加項目：
• 最長走行距離
• 最大標高獲得
• サイクリングFTPページに「最大平均パワー曲線」を追加
• 異なる時間帯の歴代および直近の最高パワー出力を曲線グラフで表示します。

追加リリースノート

• ランニング、トラックラン、ウォーキングのアクティビティモードに「後で再開」機能が追加されました。
• COROS APEX 2、APEX 2 Pro、VERTIX 2、VERTIX 2Sの地図表示が詳細化され、道路とトレイルが色と線種で区別されます。
• COROS DURAにShimano Di2電子シフティングのボタン操作カスタマイズを追加しました。サウンドメニューを更新し、音声通知の発生タイミングがさらに細かく設定可能になりました。

各デバイスごとのアップデート内容

アップデートがまだ表示されないのはなぜですか？

本アップデートは12月15日より、iOSおよびAndroidアプリストアで段階的に公開されています。通常、アプリストアでの全世界への完全展開には1週間程度を要します。現在表示されていない場合は、今後数日間でアプリストアを再度ご確認ください。アプリのアップデート後、お使いのウォッチで利用可能なファームウェアアップデートを適用すると、新機能がご利用いただけます。