2026年5月の最新アップデートでは、音声だけでワークアウト開始やアラーム設定ができる「音声コントロール」を新たに追加。さらに、カスタム写真の共有機能を全面刷新し、自分だけのデータオーバーレイをより自由に作成できるようになりました。加えて、筋トレモードの操作性向上やランニング用オートラップの強化、コントロールセンターの新デザイン、Wahooとの連携など、多数のアップデートを実施しています。



音声コントロール(Beta版)

声だけでワークアウト開始、アラーム設定などを実行できます。アクションボタンを長押しから「トレイルランを開始」「アラームを設定」「天気を確認」と話しかけるだけで、数秒以内に操作を完了できます。追加の使用例:

  • 操作をもっと簡単に:「午後6時に犬の散歩をリマインドしてください」と話しかけたり、「午前6時にアラームを設定してください」と伝えるだけで設定ができます。
  • すぐに運動開始:「トレイルランを開始してください」や「5kmランを開始してください」と言うだけで、ウォッチが自動で設定を行います。
  • ステータス確認:「天気を確認してください」や「睡眠データを開いてください」と話しかけることで、ウィジェットをスクロールすることなく状況が確認できます。

「Listening... Remind me to walk the dog at 6 PM」と表示されたCOROSウォッチの画面。

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(現在は中国語・英語に対応。その他言語への対応は順次追加予定です。タイマー機能への対応も近日追加予定)



カスタム写真の共有

アクティビティデータを、シェアしたくなる1枚へ。成果の共有方法を自由にカスタマイズできるようになり、クリエイターやストーリーテラー向けのツールキットもさらに進化しました。

創造力を解き放とう

  • レースフォト:ライブラリ内の多数のデータテンプレートから選択し、アクティビティ写真に重ねるだけで、プロフェッショナルなSNS投稿を簡単に作成できます。
  • 動画編集にも対応:透過オーバーレイをダウンロードし、Instagram / TikTok、CapCut、Premiereなどのお好みのサードパーティ編集ソフトへ追加できます。ペース、距離、標高などのデータを、アクション映像上に重ねて表示できます。

データオーバーレイは透過PNG形式で保存できるため、コンテンツ制作の自由度が大幅に向上。ユーザーのクリエイティブな作品がSNS上で公開されるのを楽しみにしています。

COROSアプリのテンプレート選択画面と、距離や標高データを重ねたカスタムストーリー画面。

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筋トレモードのアップデート

ウェアラブルデバイスでの筋力トレーニング記録は、非常に複雑になりがちです。今回のアップデートでは、筋トレ記録をできる限りシームレスにし、トレーニング後の編集もさらに簡単にしました。

レップ数・強度記録の改善

  • レップ数計測の改善:手の動きを伴わないエクササイズ(自動検出が難しい種目)では、ウォッチが目標レップ数を達成したと自動的に判断。さらに、カウントが難しい動作では、目標レップ数到達後に5秒間の遅延を設けることで、休憩フェーズへ移行する前にデータを確実に記録します。
  • アプリでの編集:COROSアプリで、ワークアウト後の編集に対応。フリーフォームセッションでは、記録漏れのセット追加や時間調整も手動で行えます。
  • ウォッチでの編集:セット終了後、タッチ操作またはダイヤル操作でレップ数や重量を編集できる改善された画面が表示されます。これらの編集は休憩インターバル開始前に行う必要があります。

ウォッチ操作を最適化

  • 静かなフォームガイド:トレーニングの流れを妨げないよう、筋トレのアニメーションは各種目開始時に自動再生されなくなりました。代わりに、通常データページの最後に配置され、必要な時だけフォーム確認ができます。
  • スマートな切り替え:休憩/編集ページには5秒間のバッファを追加(「休憩なし」設定時はスキップ)。
  • より見やすい表示:ウォームアップ、リカバリー、クールダウンではエクササイズアニメーションを表示せず、現在のフェーズに集中できます。

動的エクササイズの並び替え

ジムで器具を待っている場合や、ワークアウトのフェーズをスキップする必要がある場合に、柔軟に対応できるようになりました。

  • リアルタイム並び替え:ワークアウトを一時停止することで、現在の種目の残りセットをスキップ、今後の種目を削除、あるいは今後の種目を「次に実施」へ移動できます。
  • スマート進行:種目をスキップすると、シーケンスが自動的に再構成され、操作に手間取ることなく継続できます。また、ワークアウト終了時には、スキップしたセットを後から実施するかの確認が表示されます。

スマホの筋トレデータ編集画面とスマートウォッチのハンマーカール記録

上記は、COROSでの筋力トレーニング記録・確認・編集機能に加えられた改善の一部に過ぎません。詳細についてはをこちらご覧ください。



コントロールセンターの新デザイン

コントロールセンターは、メインウォッチフェイスから左へスワイプすることで開けます。アクションボタン搭載モデルでは、ボタンを1回押すだけでも表示できます。さらに、利便性向上のため以下の調整を行いました。

  • デイリーモード、サイレントモード、スリープモード、および衛星モードを素早く切り替えできます。
  • ヘッドホン設定をコントロールセンターから直接操作できます。
  • AMOLEDディスプレイ搭載ウォッチに輝度設定を追加。
  • APEX 4はスピーカー音量設定と、液体接触後にスピーカー内部の水分排出用トーンを再生する「ウォーターモード」を追加。

音声コントロールなどのアイコンが表示された新しいコントロールセンターの画面。



ランニングオートラップの強化

「アラート」と「ラップ」

入力済ワークアウトを経由しない通常ランニングでは、進捗確認の方法が2種類になります。

距離アラート(「チェックイン」)

栄養補給アラートの距離版のような機能です。指定した距離間隔ごとに通知を行います。

  • 仕組み:総アクティビティ距離を基準に、設定した距離(例:0.5km)ごとに通知。
  • 大きな変更点:ラップは作成されません。あくまで直近区間のステータスを知らせる通知です。
  • 最適な用途:ラン後データを多数のラップに分割せず、定期的にペース確認したいランナー向け

距離によるオートラップ (「データ生成」)

通常ランで使い慣れている従来動作です。

  • 仕組み:前回ラップ地点から設定距離に達するたび、新しいラップを生成し、前ラップの統計を通知。

位置によるオートラップ (「データ生成」)

周回ラン、ヒルリピート、バックヤードウルトラに最適な新ラップ設定。

  • スタート地点基準:ラン開始地点を通過するたび自動でラップ作成。
  • ラップボタン基準:手動でラップボタンを押した地点へ戻るたびラップ作成。 複数地点の設定が可能で、ラップトリガー地点を複数持つことができます。
  • 両方:スタート地点と手動ラップ地点の両方でラップを作成。


入力済ワークアウト

特定のトレーニングプランに従っている場合、ワークアウト構造を保護するため、一部ルールが変わります。

距離アラート:ワークアウト内の各ラップ/ステージ単位で機能します。例えば1kmの距離アラートを設定した場合、そのワークアウトブロック内で1kmごとに通知します。重要なのは、ラップが生成されないため、ワークアウトのプログラム進行を妨げない点です。

  • これは従来通りの動作でもあります。

オートラップ:無効化されます。入力済ワークアウトでは、「ラップ」はスプリントからレストなど、次のインターバルへ進むために使用されます。

COROSウォッチの画面。ラップモードが距離1kmに設定されている。

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Wahooとの連携

COROSとWahooのパートナーシップは、トレーニング環境における自由度を最大限高めるためのものです。現在利用可能な主な機能は以下の通りです。

  • シームレスな双方向データ同期:トレーニング履歴が統合できます。COROSまたはWahooデバイスで記録したアクティビティを、COROSトレーニングプラットフォームとWahooアプリの両方へ自動アップロードでき、どちらのデバイスを使用しても、データが両プラットフォーム間で同期できます。
  • KICKR RUNとの直接連携:COROSウォッチがBluetooth経由でWahoo KICKR RUNトレッドミルへ直接接続できます。高精度な速度・距離データをトレッドミルから直接取得し、追加センサーなしで正確な室内ランニングデータが記録できます。

さらに今夏の後半には、WahooデザインのカスタムウォッチフェイスやバンドもCOROSラインナップへ追加予定です。



その他の改善点

  • 室内ランがランニングフィットネス指標へ反映されます。
  • ハイブリッドフィットネスおよびXCスキーモードで、入力済ワークアウト作成・スケジューリングに対応。アプリ内アクティビティ一覧デザインを更新。
  • アクティビティページに新しいアクティビティタグを追加し、写真保存済み、音声メモ付き、グループアクティビティなどを識別可能。さらなるタグフィルターも近日追加予定。
  • スリープモード更新: AMOLEDモデル:スリープウォッチフェイスカラーを深赤色から柔らかなアンバー色へ変更。 起床時間前に起床・活動開始を検知した場合、スリープモード終了確認ポップアップを表示。この通知は音を鳴らさず、反応がない場合は自動で閉じてスリープモードを維持します。
  • COROS NOMADに長時間衛星モード追加。最大56時間のGPSアクティビティ記録ができます。
  • ルートページマップ上のピンにGPS座標表示を追加。
  • ウェイポイント付きナビゲーションルートでは、各ウェイポイント滞在時間をアクティビティサマリーのラップテーブルへ表示し「休憩時間」が確認できます。
  • 長時間アクティビティ向けリカバリータイマーを最適化。
  • 新ウォッチフェイス「MULTIDATA RUN」を追加。日・週ごとの走行距離を表示する初のウォッチフェイス。
  • アラーム機能を最適化。

COROSアプリのアクティビティ一覧画面と、時刻や活動データを表示するスマートウォッチ。



各デバイスごとのアップデート内容

音声コントロールカスタム写真の共有筋トレモードのアップデートランニング用オートラップの強化コントロールセンターの新デザイン
PACE 4
APEX 4
NOMAD
PACE Pro-
PACE 3-
APEX 2 / 2 Pro-
VERTIX 2 / 2S-
DURA----
PACE 2----
APEX Pro----
VERTIX 1----
APEX 42/46mm----


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本アップデートは、iOSおよびAndroidのアプリストアにて段階的に配信されています。通常、すべてのCOROSユーザーに配信完了までに最大1週間程度かかります。

まだ表示されていない場合は、数日後に再度アプリストアをご確認ください。アプリをアップデート後、ウォッチ側のファームウェアも更新することで、新機能をご利用いただけます。


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