COROSデバイスは心拍数や走行距離を記録するだけでなく、初めての場所やトレイルなどの場面で道に迷わないためのナビ機能を備えています。目的地までのルートや山頂への道のり、知らない地形でもナビの使い方を理解すると、知らない場所でも安心して探検できるようになります。
以下では、COROSウォッチやCOROS DURAでの地図やルートの使い方として、地図やルートの基本情報から、デバイスへの同期方法、アクティビティ中の実践方法などをそれぞれご紹介します。
1. ルートを見つける
COROSアプリでのルート作成:ルートページでは、ルート作成から給水地点・エイドステーションなどの重要なウェイポイントをマークできます。保存されたルートはフォルダに格納されます。
サードパーティアプリや大会ウェブサイトからインポート:Strava、Wikiloc、Komoot、Ride with GPSなどのアプリを使用する場合、ルートを各プラットフォームで保存したら、COROSアプリとアカウントを連携させ、デバイスに同期することができます。多くの大会のウェブサイトでもコースのGPXファイルを公開しています。GPXファイルをダウンロードしてスマートフォンに保存し、「COROSで開く」からCOROSアプリに保存できます。
ルートの共有:長いトレーニングランでもおすすめのライドでも、COROSアプリから数回タップするだけで、どんなルートでも友達と共有することができます。
● ルートページから右上のフォルダ → ルート → 共有
2. COROSウォッチやCOROS DURAからルートをたどる
アクティビティ開始画面 → ナビゲーション → ルート
ループの場合、方向を選択:「正方向」(デフォルト)または「逆方向」*
*今後アップデート予定です。
3. ルートから離脱しても簡単に復帰できる
ターンバイターンアラートは自動で設定されており、分岐点の通知とその場所までの距離が通知されます。
● ルート上から外れた時のアラートをオンにしたい場合、「離脱アラート」をオンに設定しましょう。上記の手順でルートを選択したら、出発前にデジタルダイヤルを回して離脱アラートをオンに設定します。
COROS DURAの場合:
- ルートから離脱した場合、本来のルートまで戻る経路が自動的に表示されます。
- インスタントナビゲーション機能では、スマートフォンで任意の場所を選択し、DURAに直接自動生成されたルートを送信して、その場所に行くことができます。COROSアプリからルートページを開き、目的地を長押しして確認 ⇒ 「ナビゲーション」を選択して、指示に従ってルートを同期させ ⇒ DURAでルートを利用します。
4. 他にも便利な機能
スタートに戻る:もし序盤で道を間違えたら、バックボタン長押し ⇒ ナビゲーション ⇒ 「スタートに戻る」機能を利用してスタート地点へ戻ることができます。
位置を保存:バックボタン長押し ⇒ 位置情報 ⇒ 位置を保存から、現在の位置が保存でき、自動的にアプリまで同期します。アクティビティ終了後、アプリやウォッチ上に保存した位置を確認、編集、管理することができます。
アクティビティ中でも同期可能:新しくルートを作ったら、日常やアクティビティ中いつでもどこでもCOROSウォッチやDURAまで同期、利用できます。アプリからルートを送信すると即時にナビゲーションが開始できます。
5. グループトラッキングとスマホ表示
グループトラッキング:グループランやライド中、グループトラッキング機能を使うと、メンバー達がアクティビティ中でも仲間の情報を得ることができます。COROSアプリのプロフィールページから「グループトラッキング」を設定し、アクティビティ中にCOROSデバイスからメンバー達のリアルタイムな位置が確認できます。
スマホ表示:より大きな画面でデータを見たい場合は、スマホ表示機能が便利です。ウォッチやDURAの指標をスマホに大きく表示でき、屋内トレーニングや、外出先ではスマホから進捗状況の確認が簡単にできます。
6. ルートの保存と共有
アクティビティ終了後、COROSアプリにルートを保存し、友達と共有することができます。
アクティビティ詳細ページ右上の三本線から「ルートを保存」を選択します。ルートページでは保存したルートを確認でき、SMS、WhatsApp、その他のアプリまで共有できます。
夏に向けて準備万端
ウォッチでもDURAでも、これらのナビ機能を使いこなせば、夏のロングランやライドに備えられます。次に外へ出る時は、レースでも尾根道でも静かな朝のライドでも、自信と安心感を持って目的地へ向かえます。