新年の目標が、春を迎える前に挫折してしまう人が多い、という話を一度は聞いたことがあるでしょう。その結果、「目標を立てても意味がない」と考える人も少なくありません。しかし、人は本質的に、前に進むための指針や、自己成長を促す何かを必要としています。私たちには目標が必要なのです。
問題は「意志」ではなく、「目標の立て方」にあります。新年の抱負は往々にして抽象的で曖昧です。一方、成果に繋がる目標は、明確で行動に落とし込めるものです。ですから、今年は漠然とした願望ではなく、成功へ導く具体的な目標を設定しましょう。
S.M.A.R.Tゴールを設定する
実際になりたいと思っている自分になるための目標を設定するための第一歩は「S.M.A.R.Tゴール」を作成することです。S.M.A.R.Tとは、具体的(Specific)、測定可能(Measurable)、達成可能(Achievable)、関連性(Relevant)、期限付き(Time-Bound)の目標設定手法です。
具体的:この要素は、目標継続において特に重要です。「もっと運動する」といった曖昧な目標は、忙しくなると維持が難しくなります。「もっと」という基準が人によって異なり、判断が曖昧になってしまうからです。その代わりに、「1回20分以上ランニングを週に3回する」といった具体的な目標を立てましょう。 COROSウォッチを使えば、トレーニングを記録し、アプリで継続状況を振り返ることができます。
測定可能:私たちの脳は成長を実感することでモチベーションを保ちます。そのため、進捗を数値で確認できる目標が理想的です。例えば、FTPを向上させる、特定のコースでのペースを改善する、体重あたりの出力(W/kg)を高める、レースを完走する、などが挙げられます。COROS Training Hubを活用し、自分にとって最も有効な指標を選びましょう。週あたりのトレーニング時間でもFTPでも、その両方でも、すべてを一元管理できるのが COROSの強みです。
達成可能:実際に目標を最後までやり切るためには、それが達成可能である必要があります。週40時間働いている人にとって、毎日3時間のライドは現実的とは言えないでしょう。小さな目標から始め、達成体験を積み重ねることで、将来的に目標を段階的に引き上げていくことができます。COROSは現在のフィットネスレベルを推定し、最適なトレーニング負荷を提示してくれるため、自分の状態を把握しやすくなります。これを活用して、現在の旅路においてどこにいるかを確認し、どこまで行けるかを決めましょう。
関連性: 目標は、自分自身にとって意味のあるものでなければなりません。コーチとして「どんな目標を立てればいいですか?」とよく聞かれますが、良い目標の方向性を示すことはできても、目標そのものを決めることはできません。目標は個人的なものであり、心を動かされるものでなければ長続きしないのです。
期限付き:最後に重要なのが、期限を設けることです。私たちは先延ばしの達人でもあります。期限がなければ、目標はいつまでも「あと少し」のままになってしまいます。明確な期限を設定することで、行動に緊張感が生まれます。

ゴールピラミッドの構築
S.M.A.R.Tゴールが設定できたら、それらを3つの階層に整理しましょう。
結果の目標
ピラミッドの頂点に位置する目標で、レースに勝つ、目標タイムを達成するなど、最終的な結果に焦点を当てたものです。非常にモチベーションを高めてくれますが、すべてを自分でコントロールできるわけではありません。
パフォーマンスの目標
中間層にあたる目標で、ペース、トレーニング量、パワー出力など、結果の目標を支える測定可能な指標に焦点を当てます。Training Hubでは、ワークアウト計画を作成し、将来のトレーニングステータスやベースフィットネスを予測することもできます。

Training Hubは、パフォーマンス目標の設定と追跡に役立ちます
プロセスの目標
ピラミッドの土台となるのが、日々・週単位で実行する行動や習慣です。例として、1日の水分摂取量、毎日のストレッチ時間、一定の睡眠スケジュールを守ることなどが挙げられます。COROS APEX 4のようなデバイスは、睡眠や回復状況を追跡し、これらのプロセスに対する継続的なフィードバックを提供します。
短期目標と長期目標を設定する
「人は1年でできることを過大評価し、5年でできることを過小評価する」と言われることがありますが、これは非常に的を射ています。だからこそ、短期目標と長期目標の両方が必要なのです。週単位・月単位・四半期単位の短期目標は、自信を積み重ね、モチベーションを維持する助けになります。こうした小さな成功の積み重ねが、長期目標の達成を現実的なものにしてくれます。これらの原則に従うことで、調整が必要になり、長期目標を当初想像していたよりもさらに大きく設定する必要が出てくるでしょう。
「なぜ」を忘れないでください
目標設定には技術も必要ですが、最も重要なのは「どれだけ強くそれを望んでいるか」です。毎日モチベーションが高いとは限りませんし、プロセスを常に楽しめるわけでもありません。それでも問題はありません。そんな時こそ、最初に始めた理由、あなたの「なぜ」を思い出してください。戦略や仕組みも大切ですが、原動力となるのは、目標に向かう理由そのものなのです。

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