COROSウォッチにはトレーニングや日常生活を快適にする優れた機能が満載ですが、

そのすべてをご存知ですか?まだ十分に使いこなせていない機能はありますか?

COROSのYoutubeでは色んな機能の設定方法の動画をアップしていますので、ぜひご参考ください。

以下にてCOROSウォッチを最大限に活用するために、COROSの10大機能をご紹介します。

一、COROSアプリでのルート作成

COROSのルート機能は、アプリのルートページでルートの作成や修正などができる便利なツールで、チェックポイントを追加することもできます。

ルートをスナップしたり、消却したり、チェックポイントを追加したりこともできます。

作成したルートをルートフォルダに保存すると、保存ルート一覧から必要なルートにアクセスでき、

ルート編集やウォッチへの同期ができます。

レース準備や新しい冒険の計画のためにルートをCOROSウォッチやサイコン(COROS DURA)と

同期すると、道に迷うことなく時間を無駄にすることが減るでしょう。  

ルートはアプリでの作成以外にも、StravaやKomootなどのサードパーティアプリから

のインポートにも対応しています。

また、YAMAPなどのウェブサイトでのGPXファイルのダウンロードや、友達同士のGPXファイルの

共有を経て、それらのルートファイルをCOROSアプリで開くことでウォッチに同期することもできます。  


※ PACE 2、PACE 3はルート作成やルート表示に対応していますが、マップ機能は搭載されていません。


二、ナビゲーションとオフラインマップのダウンロード


スマートフォンの電波が入りにくい場所や、スマートフォンの電池を減らしたくない場合、

COROSのルート機能を使うことで目的地へのナビが円滑に行えます!  

前項のルート機能ではルート作成や、お気に入りのサードパーティアプリからのルートインポート方法をご紹介しました。

これらのルートをウォッチに同期し、ウォッチでアクティビティモードの選択後に「ナビゲーション」を選択すると、インポートしたルートが表示されナビゲートが開始されます。  

また、 COROSのナビには交差点や曲がり角といった分岐点での進行方向を通知する「ターンバイターン機能」や、

ルートから遠く離れた場合にアラームが鳴る「離脱アラート機能」もあります。  

マップ画面では次のチェックポイントやエイドステーション、キャンプ場など、休憩地点までの距離や標高などのデータが確認できます。

そして、COROSウォッチには地形図や風景図をダウンロードすることもできます。  

COROSアプリのプロフィールページからデバイスを選択して「マップ」を選択すると、

ダウンロード済みの地図一覧が表示されますが、まだダウンロードされていない地域の地図もダウンロードすることができます。  

新しい地図をダウンロードするにはページ上部の「ダウンロード」を選択し、

ウォッチからマップファイルを削除する場合は「削除」を選択してください。

ダウンロード/削除を選択すると、アプリはウォッチのWi-Fi接続を促し、

接続が完了するとWi-Fi経由で選択した地図が自動的にダウンロードされます。  


※ PACE 2、PACE 3はルート作成やルート表示に対応していますが、マップ機能は搭載されていません。


三、個別化されたフルマラソンのトレーニングプラン作成


次のマラソン大会に挑戦する準備はできていますか?

COROSの個別化されたフルマラソンのトレーニングプラン作成機能は、

ユーザーの直近のトレーニングデータを基に、レース目標に沿ったトレーニングプランを作成します。  

操作方法は以下の通りです。

①アプリのホームページの右上の📅マークをクリックし、右上「...」をクリックしてトレーニングプランの詳細を確認、 マラソンの予想タイム、最近走行距離、レース日を入力して、カスタムプランを作成します。

②また、イージーラン、インターバル、筋力トレーニングをバランスよく組み合わせて取り組むことができます。
さらに、COROSプロアスリートや認定コーチ陣が作成したトレーニングプランやワークアウトをダウンロードすることもできます。

このようにワークアウトプランの調整などもアプリで簡単に操作できますが、

作成やダウンロードしたプランをアプリに同期することで、トレーニングの進捗状況が確認でき、レース目標の達成に貢献します。


四、アクティビティアラームとタイマーの設定



COROSウォッチにはストップウォッチやタイマー、アラームなどの機能も搭載されており、すぐに設定や編集が行えます。  

アクティビィティ中であってもバックボタンを長押しすると、ツールボックスでこれらの機能をアクセスできます。

アラーム機能は、バイブレーションで通知されるので、近くで寝ている他の人などを起こす心配がありません。  

タイマーは最大3つまで設定でき、繰り返しやバイブレーション、トーンもお好みで選択できます。

ストップウォッチはボタンを押すと開始/一時停止ができ、バックボタンを押すと最大10ラップまで記録ができます。



五、スマホ表示

COROSのスマホ表示機能は、ウォッチのデータをより大きな画面でリアルタイムに表示し、

トレーニングデータやナビゲート時のマップの視認性を高める画期的な機能です。

トレッドミルランニングや室内サイクリング、屋外でのナビゲーション時などに、

COROSウォッチをアプリに同期させることで心拍数やペース、ルート詳細がスマホにリアルタイムで表示できます。  

アクティビティ中にアプリを開いて、ホームページ左上のアイコンをタップするとスマホ表示が開始します。

室内ではワークアウトに集中しながらリアルタイムデータの確認が簡単になり、

屋外では地図やルートをスマートフォンでより大きく鮮明に表示できるので、土地勘のない場所での走行をスムーズに行うことができます。


六、バーチャルペーサー

ラン、またはトラックランモードのバーチャルペーサー機能で、ランニング体験をさらに向上させます。

目標の走行距離とペースを設定すると、設定範囲のペースから外れた時にアラートが鳴ります。

目標ペースを設定し、目標距離を設定しない場合、設定範囲のペースのバーチャルランナーと対決し、

自分がリードしているか、遅れているかを確認することができます。

目標の走行距離が10km以上の場合は、5km(または5マイル)ごとにアラートが鳴り、

最後の5km/5マイルの平均ペースと目標ペースとの差(リード)、または遅れている距離が確認できます。

バーチャルペーサーのページが通常のデータページに追加され、残り距離、現在のペース、ゴール予想時間、

目標タイムとの差(リード)、または遅れている距離が表示されます。

目標ペースを選択するのみだと無期限で走ることができます。

目標の走行距離やゴールタイムを選択する必要はありません。



七、終日睡眠検知



COROSウォッチを一日中着用すると、あらゆる睡眠がモニタリングできます。  

COROSの最新機能として、睡眠時間と睡眠段階(浅い眠り、深い眠り、レム睡眠)に基づいて睡眠の質を評価します。

その際に、3時間以上の睡眠は評価されますが、3時間未満の睡眠は仮眠に分類されます。

睡眠中の心拍変動(HRV)をモニタリングすると、ストレスやトレーニング状態の評価に役に立ちます。

睡眠記録を日常的に使用している場合は、ウォッチのバッテリー消費に影響します。  

COROSウォッチは各機能のアルゴリズムや電池の消耗のために、長時間稼働できるバッテリー性能を搭載しており、

ユーザーにとって必要なデータ収集ができます。安心して質の良い睡眠をとりましょう!


八、ランニングフォーム

ランニングパフォーマンスは主に3つの要素に影響されます: VO2max(最大酸素摂取量)、LT(乳酸性作業閾値)とランニングエコノミー。

COROS EvoLab上でVO2maxとLTのデータは詳細をモニタリングすることができますが、ランニングエコノミーに関するデータは少ないです。

COROSウォッチと腰に装着するCOROS POD2を使って10分ほどのランニングフォームテストを行い、

走行データに基づいて、ストライド / ピッチ走法のどちらかを理解することで、ランニングスキル改善のための参考となります。

テストの内容は、5分間のウォーミングアップを行い、その後、5分間のやや速めのランニングを行います。

テスト終了後に、アクティビティデータの評価から詳細データを確認することができます。

ランニングフォームテストの点数はスキル、体力、バランスの3要素の平均値から算出されます。

ランニングフォームテストのまとめは、ランニングフォームのタイプ(ピッチ双方か、ストライド走法か)、ランニングパフォーマンスの長所と短所、現在の走法のリスクなどが表示されます。



九、グループトラッキング緊急連絡

トレイルランやライドでグループを作る場合、アウトドア活動をより楽しく、より安全に、ぜひカロスのグループトラッキング機能を使いましょう!

この機能では、グループメンバーはCOROSアプリでメンバー全員のリアルタイム位置情報と

アクティビティデータ(ペースや距離など)を確認することができます。

また、グループメンバーはサポートが必要な時に他のメンバーに緊急連絡でSOS救助の送信も可能です。
グループトラッキングの設定はCOROSアプリでチームを作成し、グループメンバーを招待するだけ非常に簡単です。

メンバー全員がアクティビティを開始し、お互いの進捗状況をリアルタイムで確認できます。

また、万が一サポートが必要な状況に陥った場合は、ウォッチのダイヤルを7秒間押し続けると、緊急連絡機能を作動させることができます。



十、FTPテスト

FTP(機能的作業閾値パワー)は、バイクトレーニングでよく使われる指標であり、

1時間維持できる平均パワーの最高値をワットで測定したものです。

この指標は、サイクリングフィットネスの測定や改善、ワークアウトの調整に役立ちます。

COROSウォッチやサイコン(COROS DURA)でFTPテストを行うことができますが、

その時にはCOROSウォッチ/サイコン、トレーナー、パワーメーター、心拍モニターが必要となります。

テスト終了後は、トレーニング内容に基づいてFTPが自動的に更新されていきます。  

科学的トレーニングに取り組みたい人は、COROSコーチングチームが提供する教育コンテンツや、

個別化されたトレーニングプラン、個別サポートのご相談などご利用ください。


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