ランニングフォームテスト
ウォッチでのデータ計測だけでは、ランニングフォーム計測に必要なデータが不足します。しかし、動作解析の専門機関や大学の研究室などでランニングフォームをテストすることは一般的ではありません。
COROS POD / POD 2を使用することでランニングフォームを分析することができ、例えばピッチ / ストライド走法のどちらの傾向かがわかります。このテストのデータを通じて走技術を磨き、ランニングエコノミーの向上を目指します。
ランニングフォームテストのやり方:POD / POD2を腰部に装着してから、ウォッチのアクティビティ画面でランニングレベルテスト ⇒ フォームテストからテストを開始できます。(注:ランニングフォームテストの実施前に、ランニングレベルテストを完了している必要があります。)10分間のテストを終えると、ウォッチとCOROSアプリでランニングフォームの詳細データと分析が確認できます。
ストレス
トレーニング負荷と睡眠データをもとに、パフォーマンスの改善に役立ちます。
心拍数やHRV、活動量は、ストレスレベルを算出するための主なデータとなり、全体的なストレスレベルを把握することができます。例えば、運動を行えば肉体的に疲労しますが、仕事や人間関係、交通渋滞などは精神的に疲労します。このような日常的なストレスを計測することでストレス状況の全体像を把握し、トレーニング / リカバリー計画の作成、修正時の指標となります。
ウォッチを最新バージョンへ更新後、ストレス状況の計測が自動的に行われ、ウォッチのダイヤルを回すとストレス状況を確認することができます。また、COROSアプリのホームページでもストレスについて確認することができます。
ヘルススナップショット
ヘルススナップショット機能は30~60秒の1回のセッション中の心拍数やHRV、ストレス、呼吸などのデータ指標を記録し、現在の健康状態を把握するのに役立ちます。標準範囲は健康状態を反映できる静止状態での測定が適用されますが、静止状態でない時の測定は、現在の身体の状態のみを反映します。
ヘルススナップショットのやり方:ウォッチのバックキー長押し ⇒ ヘルススナップショットからテストを行います。座ったままの静止状態で30秒間のテストを行うと、ウォッチとCOROSアプリで健康状態に関する詳細データと分析が取得できます。
その他
- 元機能の「HRV指標」はバージョンアップして、今後は「ヘルススナップショット」機能と「HRV評価」機能によってHRVに関するデータが取得可能となります。過去のHRV指標に関するデータ取得でお困りの場合は以下へご連絡ください:support@coros.com
- ストレスの機能はバッテリーの消耗が多くなります。ストレスの検知をオフにしたい場合は、ウォッチのバックキー長押し ⇒ 設定 ⇒ システム ⇒ ストレスをオフにしてください。
- 今回のアップデートは全ての機種に適用されません。( APEX 42mm/46mm・ PACE 1・KIPRUN 500には適用不可です)